味の大勝

入店すると、感じの良い女将さんが心地よい接客をしてくれる。
スープを一口、少し塩気が強めのスープは、生姜の風味が心地よい。動物系の丸い旨味と醤油の甘味がマッチしていて、後味は強めの塩気が口に中に残る。
中細の縮れ麺はシコシコした食感。コシは程よく、スープとのバランスも悪く無い。
人参の細切り・ネギ・モヤシ・白菜を炒めたものが盛られていて、栄養バランスも良さそう。モヤシは柔らかめで、ネギは心地よい歯応えを楽しめる。
細めのメンマに強い味付けは無く、コリコリした歯応えを楽しめる箸休め。
厚めのチャーシュー3枚はパワフルな噛み応え。少しパサつきはあるが、肉の美味しさを楽しむ事が出来る。
昔ながらの中華そばと呼ばれるものとは少し方向性が違うが、何か懐かしさを感じる一杯。野菜の量も多く、チャーシューのボリュームもある…これで550円なのはありがたい。丁寧で感じの良い女将さんの雰囲気、そしてコストパフォーマンスの高いラーメン、自分が入店してからもお客さんが途切れないのも納得。美味しい商品が提供されるのは集客の大事なファクターの1つだが、お店の総合力こそが常連さんを作るんだなぁと感じた。ごちそうさまでした！