cafe Berg

2人でお店に伺い、双方ともにミックスセットをオーダー。するとマスターから「片方が柔らかい、もう片方が硬いソーセージになっているので、シェアしてお召し上がり下さい。」と案内された。2種類食べられるのは嬉しいので、早速お互いに半分ずつ交換してから食事を開始。
ベーコンは「バジルソース、リンゴジャム、マスタード」の3種類を付けると各々違った味が楽しめるという事なので、まずは面白そうなリンゴジャムからいただく。
ベーコンの塩気とリンゴジャムの甘味＆酸味がいい具合に口の中で混ざり合い、後味の爽やかさが心地よい。
マスタードはしっかりとした粒感と風味があり、これがベーコンと合わない訳がない。
バジルソースは鮮烈なバジルの風味が鼻に抜け、その後で肉の旨味や甘さが楽しめる。個人的にはバジルソースが一番好みだった。
ソーセージ2種は「まろやかな脂身の白ソーセージ」と「肉感のあらびきソーセージ」。
白ソーセージはプツっと歯が皮を抜けると、柔らかでジューシーな甘味とまろやかな旨味が楽しめる。
あらびきの方は噛むのに少し力が要る密度感があり、こちらは正に肉を食べているという満足感がある。あらびき大好き。
添えられているのは「チコリー・にんじんのボイル・ザワークラウト2種・マッシュポテト・玉ねぎのピクルス」だと思われる。
漬物類は程よい酢加減だが、割と量があるのでベーコンやソーセージを食べながら間に少しずついただくのをオススメしたい。自分の様に先に肉類を食べ過ぎると、最後に酢がきいた食べ物だらけになって飽きがくる（笑）。
パンはとても香ばしく、旨味の濃度がしっかりあってかなり美味しい。添え物を付けても美味しいが、パン単体で十分に満足できる。
「まとめ」
美味しい肉をがっつり食べたという満足感のある、丁寧な仕事ぶりが料理から伝わってくる美味しいランチセット。食事と一緒にいただく水も真狩の湧水らしく、まろやかで柔らかかった。普段ドイツ料理に触れる機会があまりないので、ドイツと言えばソーセージとビール位のぼやっとした感覚しか無かったが、こういう美味しい料理を食べると俄然その国の他の料理にも興味がわく。ごちそうさまでした！