175°DENO担担麺 江別蔦屋書店

ひゃくななじゅうごどでのたんたんめんえべつつたやしょてん(175°DENO tantanmen ebetsu tsutayashoten)

「江別蔦屋書店」の中にある店舗。

所在地
北海道江別市牧場町14-1 江別蔦屋書店内 [地図]
営業時間
11:00~20:00
定休日
定休日無し
電話番号
011-887-7017
公式URL
https://www.175.co.jp/

黒ごま汁あり担担麺

1050円

23年09月10日

7.5

券売機で食券を購入してカウンターに持っていくと、シビれ具合と辛さが選択できますとの事。
シビれは「0.1.2.3.4.Special」の6段階、
辛さも「0.1.2.3.4.5」の6段階から選べたので、両方とも標準値を示す〇がついていた「1」でお願いした。更にスープのベースが「創業 鶏清湯」と「濃厚鶏白湯」の2種類あるらしいので、あっさり系の「創業 鶏清湯」でオーダー。
スープを一口、黒ゴマと花椒がバランス良く主張するスープは、程よい辛さと痺れ感を楽しむ事ができる。黒ゴマが支配的になっていないのが良い感じで、全体の味の纏め方に好感が持てる。ベースが鶏清湯というのもあって味の濃度は高く無く、後味はスパイスも手伝ってスッキリとしている。
緩くウェーブのかかった麺は、程よいコシがありモチモチした食感。麺自体は力があって美味しいが、スープに対して麺が少し強く感じる。
カシューナッツはコリっと小気味よく、ネギはシャキっと良い食感。
挽き肉はそれなりに旨味があり、水菜はシャキシャキとしていて、口の中をサラッとさせてくれる。
「まとめ」
花椒の痺れと程よい辛味で、刺激はあるが全体を通してスッキリ感のある一杯。麺とスープの相性に少しちぐはぐな印象を受けたので、ベースのスープは「濃厚鶏白湯」の方がバランスが良いのかもしれない。全体の印象としては堅実で、スタンダードな商品だなと感じた。ごちそうさまでした。

白ごま 汁なし担担麵

850円

21年06月20日

8

同行者が欲しい本があるという事で、蔦屋書店へ。せっかく来たのだからという事で、約2年半ぶりにこちらのお店へ。前回は汁ありをいただいたので、今回は汁なしを全て普通でオーダー。
ゴマと山椒の風味が主張するタレは、ぐわっとパンチのある力任せな感じでは無く、濃度が控えめで重すぎないのが好感触。前回の汁ありよりも旨味が凝縮された感じで物足りなさは無く、口の中に残る心地よい山椒の痺れが食欲を煽ってくれる。
平打ちの太麺はもっちもちで、心地よい弾力が歯を押し返してくる勢い。タレとのバランスも良い感じ。
小さな海老はしっかりと身の美味しさが楽しめ、タレを吸った挽き肉は少し味が濃いが美味しい。
水菜は箸休め的に良い仕事をしてくれるが、食べ進め易さを考慮するともう少し量があると嬉しい。
カシューナッツはカリっと良い食感で、山椒の痺れとコントラスト的な感じで甘味が感じられて嬉しい。
「まとめ」
汁なしということで、いわゆる混ぜそばや和えそば的な位置づけになるのだが、タレが濃厚過ぎず支配的になっていない事で良いバランスに落ち着いている。麺もこの食べ方の為にちゃんと調整されていて、麺とタレのどちらかが強すぎるという印象も受けない。前回いただいた汁ありよりも今回の汁なしを個人的には推したい。ごちそうさまでした!

汁あり担担麺 シビれる

900円

19年01月25日

7.5

いかにも胡麻と辛味がきいていそうな見た目の一杯が運ばれてきた。
スープを一口、見た目通り胡麻ががっつりきいていて、少しざらっとした感触がある。山椒の痺れ具合はさほど強くなく辛味も強くは感じられない。胡麻と山椒という2つ強い主張があるのだが、それを支える旨味という部分では少し厚みが足りない印象。
中細より少し太めのストレート麺の噛みごたえは柔らかめで、食感はもちっとしていてスープとの相性は良い。
水菜はそこそこ性格は強めの食材だが、さすがに山椒と胡麻の方が強いので、ある程度まとまった量を口に運びたい。そうすることで箸休めとしての役割も担えるし、水菜の食感と風味も楽しむ事が出来る。
カシューナッツは口の中をリセットするにはもってこいの一品で、単体で食べると口の中をさっぱりとさせてくれるだけでなく、カシューナッツ自体の味も楽しめる。
食べ進める途中で中央にあるひき肉と小エビの塊をスープに溶かす様に散らすと、スープの山椒の風味が強くなる。後半はこの風味の強さが食欲を増進してくれる。
最初に書いた様に少し味の土台部分の力の弱さが気になるが、随所に個性的な工夫が感じられる一杯、ごちそうさまでした!



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