麺屋 しん

約2年半ぶりに伺ったが、券売機のメニューの多さに面食らった。悩んだあげく、知床鶏白湯の醤油をオーダー。
スープを一口、細やかな綺麗な脂に覆われたスープは、かなり醤油の主張が強い。しっかりと集中して味わうと、奥の方に丸みのある鶏の旨味があるのは分かるのだが、いかんせん醤油が強く塩辛い。後味として舌の付け根に残る塩気もかなり強く、ベースの美味しさがしっかり伝わってこない。
中細より少し太いちぢれ麺は、程よいコシでシコシコした食感。スープの塩気の強さを鑑みると、もう少し太くてもよさそうだ。
極太のメンマはザクっとした食感が心地よく、箸休めとして良い仕事。
味たまごは甘味があり、味付けの強さも丁度よく美味しい。
ネギは大きめにカットされていて、強めのスープにも埋もれない存在感のあるよい薬味。
鶏チャーシューは程よく弾力があり、ジューシーで美味しい。強めに味を付けたりと、余計な手を加えていないのが好印象。
「まとめ」
運ばれてきた段階から醤油の香りがかなり強かったので、少し不安だったのだが、懸念した通りやはりバランスが醤油に偏っている印象。もう少しベースの鶏を活かして、醤油を控えめにした方が全体のまとまりとしては好みかなと思った。ごちそうさまでした。

大き目のチャーシューと中央のネギが目立つ一杯が運ばれてきた。
スープを一口、醤油と出汁がバランスよく合わせられており、塩分は強すぎないがある程度パンチがある。あっさり醤油という商品名だが口当たりは軽くはなく、しっかりした味の輪郭が感じられる仕様で、脂も比較的多め。
黄色味がかった中細の縮れ麺はコシがしっかりとあり、歯切れが心地よくスープとよく合っている。
メンマはしゃくっとした歯応えで、強すぎない程度の味付け。
大き目のチャーシューは肉自体の味を楽しめる作り方がされており、スープとの相性もよく食べ応えがある。
ネギはスープととても相性がよく、歯ごたえもシャキシャキとしていて美味しい。
基本に忠実なオーソドックスな醤油ラーメンという印象。突出した美味しさや目新しさは感じられないが、一杯のラーメンとしてバランスよくまとまっていると思う。ごちそうさまでした！