スープカリィ ピカンティ

商品のオーダーは「スープを選ぶ→メイン具材を選ぶ→辛さのレベルを選ぶ→トッピングを選ぶ」の、4つのステップを踏んでいく。今回はスープを「38億年の風」、具材は「北海道産牛すじ煮込み」、辛さは「1.序章」、トッピングは無しでオーダーした。
スープを一口、複雑な香りを纏ったスープは、動物系の旨味と折り重なったスパイスのコンビネーションが心地よい。ご飯と合いそうな丁度良い塩気があり、旨味がどっしりとしていて食べ応えがある。
大きめの人参は軽く甘味があり、スープとよく合っている。
肉厚なピーマンは苦みが良いアクセントでになっていて、素揚げされたナスは、少しねっとり感があって美味しい。
ゴボウは風味がスープのスパイスとマッチしていて、繊維感は残しつつも柔らかく仕上がっている。
カボチャはねっとりした感じではなく、程々に食感を残しているホクホク系。
ジャガイモはそれそのものの味が濃厚で、程よい噛み応えも残しているので、スープに染まった口の中をリセットしてくれる。
牛すじはとろっとろで、これでもかと言うほど柔らか。ゼラチン質の舌ざわりが快感で、肉の旨味たっぷり。
「まとめ」
スープと喧嘩している具材が一切なく、相性の良い素材の選定と、適切な調理方法が選ばれているなあと感じる一杯。スープもちゃんとご飯と合うように仕上げられていて、最後まで美味しくいただくことができた。次回は別の味のスープをいただいてみたい。ごちそうさまでした！