一風堂KAY 発寒店

いっぷうどうかいはっさむてん(ippudo kay hassamu ten)

世界展開する超有名豚骨ラーメンチェーンの新コンセプト店。

所在地
北海道札幌市西区発寒八条14-516-458 [地図]
営業時間
11:00~21:30
定休日
定休日無し
電話番号
011-688-9104
公式URL
https://www.ippudo.com/
https://ja-jp.facebook.com/hakataippudo
https://twitter.com/IPPUDO_JP
https://www.instagram.com/ippudo_jp/

中華そば

900円

8

前回は一風堂さんの代名詞ともいえる「とんこつ」をいただいたので、今回はこのお店としては変化球な「中華そば」をチョイス。
スープを一口、醤油が割と前に出てきているスープは、少ししょっぱめの仕上がり。鶏や魚介系の出汁がきいていて、そこに醤油もしっかりときいているのでそこそこに力がある。背脂で食べ応えと甘味がプラスされているが、この醤油のきき具合なら個人的に背脂は無くてもよいかもしれない。
中細のストレート麺はコシがしっかりあり、噛むのに力がいる弾力のある食感。しっかり噛んでいると麺の旨味が楽しめ、スープとのバランスも良い。
ネギとカイワレがミックスされた物は風味が尖りすぎていないのよい感じで、食感もシャキっとしていて心地よい。
海苔はそれなりの存在感があり、メンマはほんのりと甘さが感じられ、癖が無くザクザクとした歯応えが楽しい。
チャーシューは噛み応えがあるがパサつかず、肉の旨味と脂の甘味が楽しめる。
「まとめ」
醤油がどっしりときいたスープと、それを受け止める力がしっかりある麺が好相性の一杯。中華そばとしてはあっさりした仕上がりでは無く、どちらかと言えばパワー系に分類される味だと思う。食べ終わるまで塩気の強さが少し気になったというのが正直な所だが、醤油や出汁の美味しさはしっかりと楽しむ事ができた。ごちそうさまでした!

とんこつ

860円

23年01月10日

8.5

店舗が変わってもしっかり教育されたオペレーションは変わらず、スムーズに綺麗なカウンター席に案内された。調理場から近い席だった事もあって、中で調理している人の声も聞こえていたのだが、おそらくリーダーらしき調理担当の人が従業員へ指示を出す時の言葉遣いが少し乱暴だったので、もう少し客席に声が聞こえる事を意識した方がいいと思う。乱暴な言葉遣いで教育しても、部下が育つわけでもないと思うので。
スープを一口、濃厚だがしつこすぎない豚骨の旨味が口に広がるスープは、どしっと腰の据わった力強さがある。カドが無く丸い旨味の性格で、舌の付け根辺りにじわっと広がる旨味の余韻がある。
極細のストレート麺はハリガネでオーダーした事もあり、パツっとしていてスープとの相性は抜群。この歯切れの良さと、濃厚な豚骨スープの組み合わせがとても好き。
ネギはきつすぎない程度の風味があり、シャクシャクとした食感で味の主張はしっかり。
メンマは甘めの味付けだが少し濃く、このスープに入れるのならもう少し濃度を控えてもらえると個人的には嬉しい。
細めにカットされたキクラゲはコリコリしていて、このスープのベストパートナーレベルで相性が良い。
チャーシューは説明書きによると「焼き」「煮」「低温調理」の3種類が使われている。焼きは香ばしいが少し肉質が硬くなっていて、煮はタレの味がしっかり主張し、低温調理の物はジューシーで肉の旨味がしっかり楽しめた。個人的には低温調理>煮>焼きの順番で好みだった。
「まとめ」
美味しいスープに相性の良い麺と具材が使われた、店の中の冊子にあった「一風堂KAYという改革」という名の進化が感じられる一杯。丸く優しいマイルドな仕上がりでありながら、どしっと食べ応えのある力があり、後味として残る旨味の余韻も心地よい。どうやらこのKAYブランドは「みそ」と「中華そば」もある様なので、次回はどちらかを食べに伺いたいと思う。それにしても860円か…ボリュームや味的には1000円してもおかしくないラーメンだと思う。ごちそうさまでした!



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする