ラーメン山岡家 大谷地店

らーめんやまおかやおおやちてん(ramen yamaokaya oyachiten)

遊戯施設に隣接しているので、かなり駐車場に余裕があります。

所在地
北海道札幌市厚別区大谷地東2-1-1 [地図]
営業時間
24時間営業
定休日
定休日無し
電話番号
011-895-3788
公式URL
https://www.yamaokaya.com/
https://twitter.com/yamaokaya_pr
https://www.facebook.com/yamaokaya/
https://www.instagram.com/koushiki_yamaokaya/?hl=ja

たっぷり生姜醤油ラーメン

930円

24年10月14日

7.5

さてさて今回の限定商品は何かな…、店舗前のノボリを確認しながら駐車場に車をイン。券売機にはずらっと商品が並んでいるが、迷うことなく限定の「たっぷり生姜醤油ラーメン」をポチリ。
スープを一口、醤油がしっかりと主張するスープは、山岡家の通常の醤油より少し塩気が強く感じる。動物系のどっしりした土台と、少し魚介系が使われている雰囲気がある。醤油からくるものか?甘味が割と存在感を出している仕上がりで、これを甘じょっぱいと表現するのが適切かどうか分からないが、甘味と塩気が押し出されている印象。具材としてタップリのっている生姜を美味しく食べられるように、生姜ありきでそこから逆算してスープを設計したのかなと勝手に想像してしまった。
太ちぢれ麺はむっちりしていて、モチモチ系の食感。濃厚なスープに埋もれない力があり、良い感じのバランスに仕上がっている。
細切りされた生姜はシャキシャキと小気味よい食感で、味も風味もしっかりと力がある。生姜の刺激とスープの甘味が良いコントラストを作っていて、具材として美味しくいただける。
ネギはネギ辛さがしっかり感じられる仕様で、濃厚な甘めのスープとよく合っている。量がしっかり入っているのが嬉しい。
メンマはコリコリとしていて、軽く甘味がきいている。スープが濃くて甘めなので、プレーンな仕様の方が合っているかもしれない。
厚めのチャーシューはサシと赤身のバランスが良く、少し歯に挟まる様な質感で、肉の旨味が楽しめる。
「まとめ」
生姜を主役に据える為に、そこから逆算してスープを作ったんだろうなという印象を受ける一杯。タップリと入った生姜やネギなどをちょくちょく食べながら、一本調子になりがちな濃厚スープを食べ進めるというアイデアは面白いなとは思ったが、これならもう少しスープをライトにして、生姜をそこに溶いた方が纏まりがよさそうだなと思った。ただ、細切りした生姜を美味しく食べるという視点から見ると、今回の仕様はハマっていると思うので、商品コンセプトがしっかりと確立されている所には好感が持てる。ごちそうさまでした!

特製まぜそば

850円

21年10月23日

7.5

前回いただいたよだれ豚のまぜそばがかなり濃かったので、若干警戒しながらも期間限定のこちらをチョイス。
今回の商品は麺とタレが十分に混ぜ合わされた状態で提供されるので、そのまま麺を一口。
醤油ベースと思われるタレは、程々に濃厚で力があるが、平打ちの極太ストレート麺がそれをしっかり受け止めている。香辛料がきいていて、ピリッとくるスパイシーな感じが箸の進み具合を後押しする。まぜそばなので全体的に濃いめな仕上がりだが、塩気のカドはあまりきにならないので食べ進めにくさは無い。
ネギはシャキシャキっと小気味よく、味も風味もタレに埋もれずしっかり存在感がある。
味たまごの味付けは軽めで、まぜそばに使うには丁度良い感じ。
柔らかめのメンマは甘めに仕上がっていて、スパイシーなタレと良いコントラスト。
茹でキャベツは口の中をさっぱりとリセットしてくれて、箸休めとして優秀。
細切りチャーシューは肉の旨味がそれなりに楽しめる。タレと絡めて食べるまぜそばには、いつもの様なチャーシューよりもこういう切り方がベター。
海苔の上にのっている魚粉らしき物を混ぜ合わせてみる。少し魚介感が直接的になりすぎる気もするが、和風なテイストに変化するので、少し重くなってくる後半には悪くない。
「まとめ」
茹でたキャベツや甘めのメンマなど、タレに合わせた具材選びのセンスに好感が持てる一杯。まぜそばとしてはそこまで個性的な味の部類ではないが、全体のバランスを考えながら上手にまとめられているなという印象を受けた。ごちそうさまでした!

ピリ辛よだれ豚風まぜそば

850円

21年08月29日

6

山岡家さんの期間限定商品のノボリを見ると、ついつい食べたくなってしまう。販売戦略にバチっと嵌められているコンシューマーです(笑)
まぜそばという事なので、まずガッツリとまぜまぜしてから「いただきます」。
そこそこ辛味のあるタレは、とりあえず濃い。醤油系のタレは塩気も濃度もかなり力があり、しっかりと混ぜて麺と一緒にいただいても食べ進めるのに水が必須。味の系統としては甘辛系で、山椒が軽く香っている。
麺は極太の平打ちストレートで、弾力がありモチモチした食感。かなりパワーのある麺ではあるが、それを抑えつける程にタレが強いので、バランスが良いとは言えない。
運ばれてきた時にキュウリとネギがやたらとデカイなと思ったが、このタレの濃さなら納得。悪くないが、もっと太くてもよいかもしれない。
フライドオニオンは食感を楽しむ程度で、このタレと混ぜると味を楽しむ余裕は無い。
豚肉はパサつき気味で、こちらもタレに埋もれてしまって素性がよく伝わってこない。
「まとめ」
とにかくタレが濃すぎて、麺や具材をそれぞれ楽しむ事が出来なかったのが残念だった。まぜそばはある程度の濃度が必要なのは分かるし、食べ応えを出すという意味でも力がいるのは理解できるのだが、自分には濃すぎたというのが正直な感想。ごちそうさまでした。

プレミアム醤油とんこつラーメン

890円

21年04月17日

8.5

お店の外のノボリにこの商品名があったのを少し前から知っていて、最近は若干安売りされ気味な「プレミアム」という言葉に不安を感じながらもオーダー。
スープを一口、どっしりとした豚骨のベースに魚介系が合わせられたスープは、キレの後に甘味が追いかけてくる仕上がり。塩気は強めだが許容範囲で、一歩引いた感じにきいた煮干しの僅かな苦みが心地よい。味わいとしては濃厚な部類で、後味として舌の上に醤油の甘味が残るのが印象的。
麺は中太のストレートで、レギュラーメニューで使われている物とは違う。弾力がありモチモチした食感で、麺自体の甘味を楽しむ事ができる。スープともよく合っている。
タマネギはシャキシャキと良い食感で、風味もきっちり主張がある。薬味としてもアクセントとしても良い仕事。
海苔はスープに埋もれない風味の強さがあり、チャーシューにパサつきはなく、しっかりとした歯応えがあって美味しい。
ワカメは分厚いものが使われていて、噛み応えがしっかりある。スープとの相性が抜群で、ワカメ自体も質の良さが感じられる。
「まとめ」
麺とスープを食べてみて、「チェーン店だからって舐めんなよ!」という山岡家さんの声が聞こえてきそうな気がした。動物系と魚介系がバランスよく合わせられていて、濃厚であるが食べ進めにくさがない様に上手く纏められている。具材の中ではワカメが群を抜いて印象強く、それそのものの美味しさもスープとの相性も秀逸だった。コストとかの関係もあるのだろうが、是非レギュラーメニューにして欲しい!ごちそうさまでした!



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