煮干中華 燧

にぼしちゅうかひうち(niboshi shuka hiuti)

早朝の「6:00~9:00」は「ヒノデケン」として営業しています。

所在地
北海道札幌市北区新琴似8条7-2-1 [地図]
営業時間
10:00~14:00
定休日
火曜日
公式URL
https://www.instagram.com/irikonoodle.hiuti/
https://m.facebook.com/people/%E7%85%AE%E5%B9%B2%E4%B8%AD%E8%8F%AF-%E7%87%A7hiuti/100093351071322/

特濃煮干中華

1000円

24年01月01日

8

元旦に営業してくれているお店はまさか無いよなぁと思いながらググると…「燧さん営業してる!?」、これは行くしかないとサササッと着替えて伺った。この日は通常メニューでは無く、「特濃煮干中華」のみでの営業という事だったのでそちらをオーダー。
スープを一口、かなりの勢いで煮干しがガッツリと主張するスープは、煮干しが口の中で暴れまわっているレベルの存在感。苦味なども含めた煮干しの味が丸っと詰め込まれた印象で、醤油も塩気のエッジが立つ位にきいているので、少ししょっぱい感じの濃厚な仕上がり。
太ストレート麺は程よくコシがあり、モチモチとした食感。スープに負けない力はあるが、啜ると少し塩辛さが気になる。
玉ねぎはシャキシャキと小気味よく、ネギはシャキっとしていて、味も風味もしっかり楽しめる良い薬味。
チャーシューはスモーキーな感じで、心地よい風味と肉の旨味が楽しめて美味しい。
「まとめ」
煮干しを0から10までゴッソリと詰め込んだ印象を受ける、醤油と煮干しがひしめき合う濃厚な一杯。以前いただいた「白煮干中華」とはまるで違う仕様で、根本からコンセプトが違うラーメンなのがビジュアルからも伝わってくる。この仕様がぶっ刺さる人も沢山いると思うし、商品コンセプトとしてもとても面白いと思った。「白煮干中華」や早朝営業でいただいた「きつね中華」の様な方向性の方が好みであるが、たまにはこういう尖ったラーメンも悪くない。ごちそうさまでした!

白煮干中華

900円

23年12月06日

9.5

以前は「麺や赤鬼」さんがあった場所に、新たにこちらのお店がオープン。商品名が分かり易い大きなボタンの券売機を眺め、一番左上にある「白煮干中華」をポチった。尚、この日はお昼に伺ったが、早朝は「ヒノデケン」という屋号で営業しているようです。
スープを一口、メニュー表に「伊吹いりこのみで出汁をとっています。」と表記のあるスープは、素材に対するこだわりがしっかりと味に反映されている。煮干しの旨味は濃厚に出ているがエグい感じは一切なく、ふくよかさと繊細さを兼ね備えた、細やかで深い旨味を楽しむことができる。醤油のきかせかたも絶妙で、カドの立つような要素は一切なく、後味はスッキリとした丸みのある旨味を口の中に残してくれる。
細ストレート麺は程よいコシがあり、モチモチっとした食感とコクっとした歯切れ感が心地よい。あっさりしたスープとよく合っていて、麺とスープ双方の美味しさを楽しめるバランス。
みじん切りされた玉ねぎは小気味よく、ネギはしっかりと存在感があり、少しスープにさらすと甘味が増して好きだった。
チャーシューにパサついた感じは一切なく、程よい噛み応えと肉の旨味が堪能できる。
メンマは少し香りが付けてあるのかな?典雅で爽やかな風味が感じられ、硬すぎない瑞々しい食感でとても美味しい。
「まとめ」
素材に対するこだわりが美味しさに活かされまくっている、キリっと一本筋の通った品を感じる一杯。仕上がりとしてはあっさりとしているのだが、旨味のキメがとても細かく、味の厚みがしっかりとあるので物足りなさは皆無。麺とスープがハイレベルなのは勿論の事、具材もそれぞれがしっかりと存在感を放ちながら、スープと出会う事でより美味しさが増している様に感じた。当たり前の様にスープを完飲し、店主への感謝と美味しさの余韻を感じながら一言。ごちそうさまでした!



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