みつい食堂

うお！この野菜の量は嬉しい！と、見た目で感じる事が出来るボリュームのラーメンが運ばれてきた。
スープを一口、鶏がら系の旨味がベースのスープに、程よく塩気が感じられる程度に塩がきいていて、口当たりは軽い。
麺は中細の縮れ麺で、特別な麺という感じはないが、適度にコシもありスープとの相性も良く不満はない。
具材を羅列すると、白菜、もやし、きくらげ、ナルト、人参、竹の子、玉ねぎ、ネギ、メンマ、ウズラ玉子、小エビ…五目どころの騒ぎでは無かった。
このラーメンは、料理は良い材料を使う事も勿論大事だが、食材同士の相性が大事だなと実感させてくれる。
野菜は食感と香りが楽しめるように火が通してあり、野菜の旨味や香りがスープに溶け出して、塩気の中に丸い甘味を演出している。
ある程度食べ進め、普段は胡椒をほとんど使わない自分だが、このスープには胡椒がバチっと合いそうだと思い投入。これがピリっと締まりを与えて、心地の良い味の変化をくれた。
古き良き大衆食堂といった雰囲気の店内で食べる懐かしい感じのラーメン、ごちそうさまでした！