空と大地のトマト麺 Vegie

何やらこちらのお店がリニューアルオープンしたとの情報をキャッチ。久しぶりにトマト麺を食べたいというのもあり、約2年ぶりに来店。
スープを一口、鶏系の出汁かな？動物系を感じるスープはトマトがしっかりときいているが、仕様変更なのか季節的なトマトの性格なのか、以前よりだいぶ酸味が控えめに感じる。一番主張しているのはトマトなのだが、しっかりと丸めの旨味も感じる事ができ、出汁とトマトが良いバランスを保てている美味しいスープだ。
緩いウェーブがかかった中細麺は、モッチモチの食感。スープとの相性は良い。
揚げレンコンはホクホクした食感で美味しく、ニンジンはしっかりと味の主張がある。
素揚げされたブロッコリーは、食感が良いのは勿論の事、甘味が引き出されていて美味しい。
ジャガイモはレンコンより更にホクホク感が強く、ほうれん草は若干スープに埋もれ気味。
カボチャはかなり甘味がでているので、その甘さがアクセントになっている。
ナスは柔らかで、スープのトマトととてもよく合っていて美味しい。
箸休め的に口の中をさっぱりさせてくれる水菜は、シャキっと良い食感で瑞々しさも保っている。
つくねは軽くブラックペッパーがきいていて、この一杯で唯一の刺激系としての良いアクセント。一緒に練られた軟骨のコリコリとした食感が楽しい。
底の方にはクルミが入っていて、これが食べ終わりのさっぱり感を演出してくれる。少し浮いた感が無くもないが、割と面白い味の組み合わせだった。
リニューアルオープンしたタイミングで、もしかしたら仕様が変更されたのかもしれないが、個人的にはトマトの酸味がしっかりきいていた前回の方が好み。ただ、トマトラーメンの酸味が苦手だという友人もいるので、こちらの仕様の方が万人受けするのかもしれない。好みの違いがあるとはいえ、リニューアル後も美味しい一杯であることに変わりはなく安心。ごちそうさまでした！

いかにもトマトだ！という商品名に素直な一杯が運ばれてきた。
スープを一口、トマトの性格上ラーメンスープにすると弱くなりがちかなと思ったが、トマトの酸味や甘味に鶏ガラと出汁が凄く上手く合わせられており、塩加減も丁度良く物足りなさは全く無い。
麺は中細より少し太めで、ゆるいウェーブがかかっている。もちもちした食感で、なめらかなすすり心地が気持ちよい美味しい麺だ。
ジャガイモと人参は細切りより少し太めにカットしてあり、スープとのバランスが良くなる様に仕上がっているので野暮ったさが無い。
ブロッコリーは素揚げしてあるので存在感がしっかりあり、玉ねぎは甘味と食感、ほうれん草はほのかな風味を楽しむ事が出来る。
このラーメンの箸休めは水菜が担っており、スープに沈めすぎず軽く浸す程度で頂くとシャキっとした爽やかさを味わう事が出来る。
ハンバーグの様な形をしたつみれは、肉の味自体が美味しいのは勿論の事、ブラックペッパーがきいていてアクセントとして申し分ない。
これだけ美味しくて野菜も摂れる一杯は中々ない、ごちそうさまでした！