雨は、やさしく

あめはやさしく(amewa yasashiku)

柔らかい雰囲気の中で美味しいラーメンをいただける、管理人のお気に入りのお店の1つ。

所在地
北海道札幌市白石区菊水元町4条2丁目1-7 古川ビル 1F [地図]
営業時間
11:00~15:00
18:00~20:00
定休日
月曜日(祝日の場合翌日がお休み)、その他に不定休あり
※詳しくは下記の公式URLからご確認ください
電話番号
011-871-3922
公式URL
https://www.instagram.com/ameyasashiku/
https://ameblo.jp/ryu06070629/

SAPPORO辛味噌

1000円

23年12月31日

8.5

ここ数年の個人的な恒例行事になっている、大晦日に「雨は、やさしく」さんで締めのラーメンを食べるという行為。2023年もその例に洩れず、営業してくれている事に感謝しつつ券売機のボタンをポチった。
スープを一口、味噌ラーメンとしては味噌の主張が控えめのスープは、出汁のきいたあっさりめの仕上がり。ガツンと濃厚でパンチがあるタイプでは無く、味噌とダシの複合的な美味しさが楽しめる感じで、辛さも味覚のリソースを奪わない程度のきき具合。後味もスッキリとしていて、味噌の旨味と風味の余韻が心地よい。
中細より少し太めの麺は軽くウェーブがかかっていて、モチモチとシコシコの間の様な食感。スープとのバランスは良い。
玉ねぎとモヤシは程よく食感を残していて、ネギは味も風味もしっかり楽しめるが、尖った所の無い良い薬味。
ゴボウ天はザックリと歯応えよく、甘味が楽しめて相変わらず美味しい。
でっかいチャーシューは程よい噛み応えがあり、肉の旨味がちゃんと楽しめる。
「まとめ」
味噌が全体を塗りつぶしていない、味噌と出汁のバランスが好みな一杯。商品名が「SAPPORO」になっていたので、ガッツリ濃厚系を勝手にイメージして身構えていたが、さらっとしていて食べ進め易かった。帰り道の車内で「来年もここで締めかな?(笑)」などど同行人と話しながら、本当にそうなるといいなぁと思った。ごちそうさまでした!

白肝煮干 醤油

1000円

23年11月07日

9.5

めちゃくちゃ美味しいと分かってるラーメンがどうしても食べたい気分の日ってのがある…ラーメン愛好家の中にはこの気持ちを分かってくれる人がいるだろうか。そういう気分の日は伺うお店がかなり限定されるので、このお店の様にレビュー記事の量が増えていく(笑)。
スープを一口、奥行きのある出汁の旨味が楽しめるスープは、あっさりとしているが物足りなさは全く無い。この日の自分の体調か商品の仕様変更か、はたまた調理上の偏りか分からないが、以前よりも少し煮干し感が強く感じられる。醤油と出汁のバランスが素晴らしく、醤油の甘味を伴った旨味と出汁の繊細な性格が上手に共存している。
中細より少し太めの麺は軽くウェーブがかかっていて、モチモチとシコシコの間の様な食感。あっさりしたスープとよく合っている。
ネギはシャキシャキとしていて、味も風味もしっかりと主張するが、スープを壊す様な尖った所が無い事に好感が持てる。
ゴボウ天は相変わらずな美味しさで、甘味を感じられる秀逸な仕上がり。
チャーシューは以前と仕様が変わった様で、醤油系の程よい味付けがされている。
大葉は口の中に爽やかな風味を広げ、昆布は香りがスープとマッチしていて美味しい。
白肝のペーストをスープに溶いてみる。スープの煮干し感が増したからか、以前よりも白肝とスープの相性が良くなった様に感じられ、複雑な旨味の層がぐっと厚くなる。
「まとめ」
食べ始めから終わりまでのどこを切り取っても美味しい、あっさりしているが物足りなさは全くない一杯。白肝ペーストを溶いた後の味の変化がとても印象的で、味変アイテムといよりは味の進化素材という表現の方が個人的にはしっくりくる。溶く前から十二分に美味しいのだが、そこにさらに複雑さと芳醇さがプラスされるのは凄い。このお店でラーメンを食べるたびに、店主のセンスに感謝の念を抱かずにはいられない。ごちそうさまでした!

白肝煮干 塩

950円

22年12月31日

9.5

2022年の大晦日、3年連続で年末の締めのラーメンはこのお店でいただく事になった。北海道に引っ越してきてからどのラーメン屋さんのラーメンが食べた杯数的に多いかと聞かれたら、このお店か「らーめん さいとう」さんのどちらかだと思う。自分が好きで食べに行くというのもあるが、友達や知り合いから「美味しいお店いきたい!」という漠然としたリクエストを受けると、心からオススメできるこの2店舗のどちらかに連れていく機会が多いという側面もある。
スープを一口、軽く煮干しの苦味が感じられるスープは、相変わらずカドの無い優しい旨味で溢れている。じわっと旨味が口の中に広がる仕様だが、一口目だからといって物足りなさを感じる事が無い。すっきりとした甘味を口の中に残す余韻が心地よく、毎回の事ながらスープ完飲を序盤で確信。
中太ストレート麺は程よいコシがあり、モチモチ寄りの食感。優しいスープに影響を与えない程よい弾力に仕上がっていて、当然ながら相性は抜群。
紫蘇は風味がスープと相性よく、炊いた様な昆布は鼻に抜ける香りが心地よい。気のせいか昆布は以前よりすっきりした様に感じた。
チャーシューは肉の旨味が楽しめ、ネギはスープを壊す様な強い風味は無く、シャクっとしていて甘さが楽しめる。
もはやこのお店のトレードマークだと勝手に思っているゴボウ天は柔らかで、衣と素材の甘味が楽しめる逸品。
美味しくてスープを多めにいただいてしまったので、レバーペーストを半分ほどスープに溶いてみる。複雑な旨味の層がぐっとスープに厚みをもたせ、くどさや重さは感じないが、色々な要素が折り重なった様な深みが出る。
「まとめ」
1年を締めるのに相応しい美味しさを持った、今年あったマイナスな出来事を吹っ飛ばしてくれそうな一杯。去年も一昨年も思ったのだが、来年の大晦日もこのお店でラーメンを食べたい…そう思わせてくれる美味しさがある。
今年も色々なお店のラーメンを食べ歩き、美味しいラーメンを沢山いただきました。来年もまた美味しい一杯に出会える事を願って…ごちそうさまでした!

白肝煮干 辛味噌

900円

21年12月31日

8.5

2021年の締めラーメンという事で、このお店の特徴であるレバーペーストは食べたいが、何となく辛い物も食べたい気分…結果的に辛味噌という選択になった。前回の記事も辛味噌だという事に、この文章を書き始めてから気付いた…次回からはなるべく連続で同じ商品が被らない様に気をつけます。
スープを一口、味噌ラーメンとしてはかなり軽めな口あたりのスープは、まず出汁の旨味と良い風味が舌を楽しませてくれる。出汁を追いかける様に味噌が程よく主張し、ピリッと辛いがマイルドな味わいに仕上がっている。
中細ストレート麺はしっかりとしたコシがあり、スープとよく合っていてスープに埋もれない力がある。
ゴボウ天は相変わらずゴボウの甘味が楽しめ、ザクっとした食感もアクセントとして心地よい。
煮ゴボウは甘めの味付けで、スープの辛味とよい感じのコントラスト。
細かく刻まれた昆布は良い風味が楽しめ、ネギは刺激系ではなく優しい性格。
紫蘇は風味高く、醤油や塩のスープと一緒に食べた時ほどバチっと合っている感じでは無いが、スープとの相性は悪くない。
レバーペーストを少しずつスープに溶いていく。溶く量が増えるにつれ出汁感が減衰し、その代わりに風味が複雑に、旨味が厚みを増していく。この変化こそがこのお店の真骨頂なので、白肝系のラーメンをオーダーしたらこの過程を楽しんでもらいたい。
「まとめ」
2020年・2021年と、2年連続で締めの一杯をこのお店でいただけたのは幸せの一言。年末年始は色々なラーメンやさんの営業日を調べるのだが、毎年の様に大みそかまで営業してくれている事には感謝しかない。
このお店を含め、各ラーメン屋の店主&従業員の方々、2021年は本当にお世話になりました。2022年もよろしくお願いします!ごちそうさまでした!

白肝煮干 辛味噌

900円

21年04月10日

8.5

友人というと差し出がましい気もするが、とある知り合いに「美味しいお店」を任せられたのでこちらへ。このお店で食べていないメニューを探す方が難しくなってきたが、まだ辛味噌をいただいていなかったのでオーダー。
スープを一口、赤いラー油の様な物に覆われたスープは、出汁がしっかり感じられ味噌のきき具合は控えめ。辛さは食欲を煽る程度のレベルなので、辛いのが少し苦手な人でも大丈夫そう。このお店の醤油や塩よりは出汁感は控えめだが、味噌ベースでちゃんと出汁の素性を楽しめるお店は中々ない。
中太ストレート麺はコシがしっかり楽しめ、シコシコ具合と歯切れ感のバランスがとても良い。
ゴボウ天は相も変わらず甘味があって美味しい。少しゴリっとした歯応えも食感の良いアクセント。
ネギは刺激よりも甘味が印象に残る仕様で、これを薬味と読んでいいのか悩む立ち位置。そもそも薬味ってなんだ?などという禅問答をはじめてしまいそうだ。
チャーシューはほろっと崩れる感じなのだが、依然と仕様が変わった?もしくは辛味噌にはこのチャーシューなのか分からないが、以前いただいた物の方が個人的には好み。
レバーをスープに溶いていく。旨味の層が厚みを増し、風味はかなり複雑な物に変化する。ただ、個人的にこの辛味噌に関してはレバーを溶く前のスープの方が好み。
「まとめ」
味噌に頼り切ること無く、ベースの出汁がしっかり味わえるバランスの取り方はとても好み。ただ、上にも書いたがレバーを溶くとその出汁感が減衰していってしまうのが少し残念で、出汁と味噌の調和を最後まで楽しみたい自分の様な人は、レバー無しでよいかもしれない。グダグダと注文を付ける様な事を書いてしまったが、味の押し引きのバランス感覚は相変わらず目を見張るものがあり、何をオーダーしてもきっと美味しいと、安心して来店できる貴重なお店である事にはなんら疑問がない!ごちそうさまでした!

白肝煮干 塩

900円

20年12月31日

9.5

今日で今年も終わり。締めのラーメンを食べるべく営業しているお店を検索…結果、迷うことなくこちらのお店へ。
スープを一口、相変わらず出汁の豊かな旨味が押し寄せるスープは、一口目から全く物足りなさがないのに塩のカドなどは皆無。口に入れた瞬間から美味しいが、後を追うようにさらにじわっと出汁の旨味が追っかけてくる。味を構成するもの全ての均整がとれた、とても美味しいスープだ。
中太ストレート麺は、モチモチとした食感だが歯切れ感も程よく楽しめる。スープとのマッチングも申し分ない。
定番のゴボウ天は甘味が引きだされていて、スープを吸った衣がジューシー感を演出している。
ネギはシャキシャキした食感で、薬味として十分な力があるが、スープの繊細さを壊さない様にでしゃばりすぎない。
ほろほろっと崩れる感じのチャーシューは、結構な厚みがあり肉の美味しさを楽しめる。
レバーペーストを少しずつ溶いていく。旨味の性格が複雑な物に変わり、その層も厚みを増していく。
今回ふと気づいたのだが、紫蘇の風味はレバーペーストを溶いてからの方がスープとの相性が良い。レバーペーストを溶いた後で食べる分をとっておく事をオススメしたい。
もはや当たり前の様に美味しく、食べる前から幸せな気分になるこのお店のラーメン。本当に自分の好みに合致していて、是非この記事を見た人には食べる事をオススメしたくなる。レバーペーストが苦手な人は、それが入っていない「淡麗」というメニューがあるのでそちらを。一年の締めくくりの一杯がこのラーメンで本当に幸せだった!ごちそうさまでした!

白肝煮干 醤油

850円

20年08月07日

9.5

同じメニューを頂いたのが、記事の日付を見ると約2年前。北海道での食べ歩きもそこそこの年月が流れたなとしみじみ。
スープを一口、出汁のぐっと奥行きのある深い旨味に、醤油が綺麗に合わせられている。一口目から全く不満を感じない、あっさりしているが過不足の無い美味しさがある。後味にほんの僅か口に残る煮干しの苦みが、後を引く良いアクセント。バランスが良いというよりは、材料同士がお互いを際立たせあっているとても美味しいスープだ。
中細ストレート麺はコシが心地よく、2年前に頂いた時よりもモチモチしている様に感じる。噛んだ時の弾力がとても心地よく、スープとのマッチングも抜群。
ネギはシャキっとしているが、出汁の風味を損なわない感じに出しゃばりすぎない。
もはやこのお店の定番になっているゴボウ天は、相変わらず芯に甘味を感じられ、揚げる事によるゴボウと衣の相乗効果が素晴らしい。
ホロっとした感じのチャーシューは赤身の美味しさが楽しめ、脂身が少ないのも好印象。
大葉は風味が鮮烈で、鼻に抜ける香りとスープのコラボが爽やか。
レバーペーストを少しずつスープに溶いていく。旨味の層がぐわっと厚くなり、同時に複雑さを増す。味変というよりは、元のスープの性格を活かしつつ、さらに旨味に広がりを持たせた印象。味の濃度も溶かす量によって変わっていくので、一気に溶くよりも少しずつ溶くことをオススメしたい。
個性的なだけの料理を作ることはさして難しく無いと思っているが、個性的で美味しい料理を作ることはとても難しいと思う。ラーメンというジャンルも先人達の色々な研究の成果があり、色々な職人が多種多様な材料や技法を用いてラーメンを作ってきた。勿論このお店のラーメンもそういった流れの延長線上にあることは疑いようも無いのだが、店主のアイデアが生む個性的で美味しい一杯を頂くたび、そのセンスに脱帽し同時に感謝の念を覚える。今日もとても美味しかった!ごちそうさまでした!

淡麗 辛醤油

800円

20年07月05日

7.5

美味しいラーメンを食べたい…コレクター食いをしているが、今日は間違いのないお店に行きたいと思う日も多々。そういう時に足が向くお店は、どうしても記事の掲載回数が増えますね!
スープを一口、赤見を帯びたスープの辛さは適度。辛味油とかで辛味を出しているのだろうか?普段の淡麗よりもオイリー。辛味と脂で多少蓋をされている感はあるが、出汁感はちゃんと伝わってくるのは流石。
中太ストレート麺はコシが強く、モチモチした食感。スープとのバランスが良いのは勿論の事、麺自体がかなり美味しい。
白髪ねぎは良い歯応えで、しっかりと主張がある。海苔も香りが死んでおらず、口の中にふわっと広がる風味を楽しめる。
相変わらずザックリした食感が心地よいごぼう天は、スープの辛さで甘味が引き立っていて旨い。
辛くなることで少し相性を疑っていた大葉だが、風味がたっていて心地よかった。
チャーシューは作ってから少し時間が経っているか?少し酸化している感じがしたが、パワフルな噛み心地で肉の旨味も十分。
元々キレのある醤油に、尖った感じの辛味をきかせてあるので、少々きつめに仕上がっている。振り切っていると言えば聞こえがいいが、個人的にはこのお店のラーメンの良い所を減衰させてしまっている印象。それでも出汁の味わいは秀逸だし、美味しい事に間違いはない。ごちそうさまでした!

鶏レバーと大葉の油そば

600円

19年10月15日

8

特に食べる物を決めずに来店してメニューを確認。このお店で油そば…これは興味がある。
和を感じる性格のタレに、鶏レバーの旨味と香りがマッチしている。味の全体像としては優しい仕上がりで、濃いタレでがっつり食べさせる油そばとは完全に別物。尖った所も無く、塩気の感じも適度で、するすると食べ進める事が出来る。
緩いウェーブのある中細麺は、強めのコシと歯切れの良さがある。タレとのバランスも良く、口の中で過不足の無い美味しさを表現してくれる。
食べはじめはとりあえず紫蘇を避けて食べていたのだが、それは間違いだった。紫蘇と一緒に頂く事で、味のバランスだけでなく、風味同士の心地よいコラボを楽しめた。
油そばと聞いて、濃いめのパンチのある商品を思い浮かべる方も多いと思うが、これは完全に別物。全体のバランスをとって綺麗に纏めてくる感じは、さすがこのお店だなぁと感じた。値段も安く美味しいのだが、やはりここに来たからには通常のスープのあるラーメンが食べたくなる!ごちそうさまでした!

淡麗 塩

750円

19年09月15日

9.5

自分の味覚とこのお店のラーメンは合っているんだろうなぁと、食べ終わる度に思うこのお店。淡麗という商品を食べた事が無いなと思いオーダー。
スープを一口、出汁の旨味がぶわっと広がるスープは、塩の角をを感じさせない優しい味わい。風味も柔らかく典雅で、相変わらず幸せでホッとした気分にさせてくれる。後味は名残惜しさを感じる様に、旨味がゆっくりと消えていく。
中太のストレート麺は程よいコシと、麺の旨味が堪能できる。スープとのバランスも良く、どちらかが主張しすぎるという事が無い。
ネギは少し大人しめの性格だが、スープが強く無いので薬味として丁度良い。
スープとシソを少しレンゲにとって頂くと、相性の良いシソとスープの風味を楽しめる。
ざっくりと心地よい歯応えのゴボウは、甘味が感じられる逸品。ここのラーメンにこれは欠かせない。
大きめのチャーシューは僅かにパサつきが感じられるが、赤身の美味しさはしっかり楽しむ事が出来た。
きのこのペーストとスープを口に運ぶと、旨味がさらにグッと力を増す。この取り合わせの相性の良さは素晴らしい。
毎回思うのだが、本当にセンスの良さを感じる一杯。HP開設前にも何度も伺っているのでもう何度目の来店か分からないが、向かっている運転中すら楽しいと思えるお店にはそうそう出会えるものでは無い。今日も美味しい一杯に感謝を。ごちそうさまでした!

THE SAPPORO

800円

19年06月18日

8.5

商品名を見て頂ければ分かると思うが、札幌味噌ラーメンスタイルの一杯。
スープを一口、相変わらずこのお店は支配的な味になっていない事に好感を覚える。味噌と出汁のバランスが良く、味噌はそれなりに主張しているが、ベースの出汁の良さが味わえる。塩気も強すぎない程度に抑えられており、旨味の層の積み重なりが楽しめる美味しいスープ。
中太の縮れ麺はコシが心地よく、味噌に埋もれない美味しさが噛めば噛むほど味わえる。
ネギは刺激的な要素はあまりないが、シャキっとした食感と味の強さがあり、噛み応えがパワフルなチャーシューは赤身の旨味たっぷり。
細めのモヤシはシャキシャキとした歯応えで水っぽさは無く、もはや名物化している感さえあるゴボウは甘味があって美味しい。
丼の底に沈んでいる挽き肉は、噛むとスープがじゅわっと染み出し、肉とスープの旨味が交わった美味しさが楽しめる。
細かく刻まれたペースト…これはキノコかな?はっきりとは分からなかったが、このペーストとスープの相性が良く、僅かにコクが増した。
札幌味噌ラーメンにはありがちな生姜だが、正直これは無くてもよかったかもしれない。スープと合わないわけでは無いが、せっかくの出汁の細やかな旨味が分かりにくくなってしまう。味噌で押しきってくるタイプの札幌味噌ラーメンならば生姜でさっぱりとしたいが、個人的にはこのラーメンには必要性を感じなかった。
白肝を溶いて食べる商品とは違う方向性で、確かに札幌味噌ラーメンのスタイル。だが、美味しさの質は一般的なそれとは一線を画していて、味噌頼り一辺倒ではないじわっとくる旨味を出してきているのは流石の一言。オーソドックスなスタイルの中にオリジナリティを感じられる一杯だった!ごちそうさまでした!

白肝煮干し 味噌

800円

19年04月03日

9

このお店の記事も3回目になる。前回と前々回を踏まえると、否が応でも期待が高まる。
スープを一口、このお店はやはり一味違う。味噌が支配的になっておらず、味噌の旨味の下にしっかりした繊細な出汁の土台を感じる事が出来る。味噌の甘味をしっかり味わおうとすると、出汁が味噌の甘味をより引き出している事に気付く。相乗効果を感じられる美味しいスープだ。
しっかりと四角形を形どっている麺はコシが抜群。スルスルと入っていく滑らかさがあり、スープとの相性も申し分ない。麺自体も噛めば噛むほど旨味が出てくる美味しい麺だ。
ゴボウは相変わらず心地よい歯応えがあり、柔らかで優しい甘味が感じられる。ゴボウというと土臭さがあるというイメージがあるが、このゴボウにはそれが無い。
ネギは醤油と塩ベースの時と比べるとやはり少し主張が弱いが、それでも薬味としての仕事はきっちりこなせるだけの強さがある。
チャーシューは赤身の旨味がたっぷり味わえ、脂身が適度に控えめなのも好感が持てる。
例によってレバーをゆっくりスープに溶かしていくと、濃厚な旨味とコクがプラスされていく。この仕様は相変わらず素晴らしいが、味噌に入れてもくどくならなず旨味だけが強くなっていくのには驚かされた。
食べ終えて思うのは、この店には期待感と安心感があるという事。新メニューを出しても不味かろうはずが無いと安心してオーダーすることが出来るし、そのメニューも自分の想像を超えてくるかもと期待も持てる。今日頂いた一杯も美味しかった!ごちそうさまでした!

白肝煮干し 塩

800円

19年01月02日

9.5

2019年最初の一杯はこのラーメンになった。
優しめの良い香りが漂うラーメンは、醤油と同じように個性的な見た目をしている。
スープを一口、飲んだ瞬間に飲み干す確信をする。塩ラーメンだがカドがある感じは全くなく、かといって物足りなさを感じる事もない。心地よいダシの旨味と風味、それを活かすように塩がきいており、醤油よりも煮干しの存在を感じる事が出来る。
中細より少し太めのストレート麺はなめらかで、スープの持ち上げ具合やコシも申し分ない。
紫蘇とネギは醤油以上にスープとの相性がよく、お互いの風味を活かしあっている。
チャーシューはかなり肉厚で、赤身8:脂身2ぐらいのバランスで作られており、赤身自体の味がとても美味しい。
ゴボウは大きめなのだが、食べにくい事は全くなく、心地よい歯応えで口の中をさっぱりとさせてくれる。
レバーペーストを溶かしながら食べ進めるのだが、少量ずつ溶かしていきたい。流石に全部溶かしてしまうとスープの良さを消してしまいそうなので、一気に溶かすのはオススメしない。
レバーペーストを溶かしたスープは、繊細な味わいに食べ応えのあるこってり感とほのかな苦みがプラスされ、食べ終わりに向かって充足感をどんどん増してくれる。
全てにおいて店主のセンスの良さを感じられる一杯!新年になっての初ラーメンがこのお店でよかった!ごちそうさまでした!

白肝煮干し 醤油

800円

18年10月30日

9

イメージとしてある一般的なラーメンとは一線を画す見た目のラーメン。
まずはスープを一口、良質な出汁の味がじわっと感じられ、心地よい魚介の風味が鼻に抜ける。
煮干しを使ったラーメンというと、少し苦みのある出汁を連想する人も多くいると思うが、ここのスープはとてもクリア。
煮干し丸ごとというより、内臓などを処理して使っているのだろうか?旨味はぎっしりだが雑味は皆無。
大葉の下に鎮座しているレバーペーストを溶かすと、スープにコクがプラスされ、より個性的で複雑な味に変化していく。
序盤がピアノの独奏だとすると、レバーペーストを溶かした後はオーケストラの様な、それぞれ違った良さが味わえる。
スープ、麺、具材、全てが個性的で美味しいのに喧嘩せずに上手くまとまっている事に驚きつつ…美味しかったです!ごちそうさまでした!



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