ラーメン拳

最後に伺ったのが6年前…だと…。写真の撮り方や記事の書き方など、久しぶりに行く店のページを編集していると、色々とこっぱずかしい思いをする（笑）。
スープを一口、味噌の主張がそこそこにあるが、支配的になっていないスープは、動物系ベースのまろやかな仕上がり。塩気のカドや過度な重たさが無く、胃腸に優しい印象をうける。もう一押し土台に厚みが欲しい気もするが、これは後半に向かって満足度が上がっていくジワジワ系っぽい。
中太ちぢれ麺はプリっとしていてシコシコした食感。スープとのバランスは良い。
メンマはプレーンな仕様で、海苔は味も風味もそれなりの存在感。
チャーシューは崩れる感じの質感で、肉の旨味が楽しめるのだが、炙った影響なのか少しガスっぽい風味が気になる。
ネギは味も風味もしっかりと楽しめ、スープに埋もれない良い薬味。
「まとめ」
味噌らーめんとしては珍しい、後半に向けてジワジワと満足感が上がっていく一杯。無化調を謳うお店が増え始めた時期に、こういう味の造りの醤油ラーメンや塩ラーメンを提供しているお店に割と出会ったが、味噌ラーメンではあまりお目にかかった事がなかった。土台にもう一押し力が欲しいなというのが正直な所ではあるが、マイルドで優しい味に癒された。ごちそうさまでした！

カウンターと座敷がある店内、友人と2人で座敷に座り醤油ラーメンをオーダー。
無化調だというスープを一口、動物系の旨味の土台に醤油が合わせてあり、他店に比べて油は少なめで口あたりは軽い。
チャーシューは程よい味付け、ネギは歯応えと風味がしっかりあり、メンマは強い主張はない。海苔はスープに浸して頂くと美味しかった。
麺は中太の縮れ麺で、このスープに対しては正直持ち上げが足らず麺が強いが、麺自体は美味しい麺。
以前他の記事でも書いたが、あっさりと味気ないのは別物だと思っていて、美味しいとは思うのだがここのスープは自分にとっては少し味気ない。
食べ歩いていると無化調ラーメンの進化を感じるので、このお店にも期待！ごちそうさまでした！