くまげら

まず「ホエー」とは何か。メニューから説明文を抜粋。
『富良野の酪農家が丹精こめて育てた牛乳から造る当店の人気メニュー「チーズ豆腐」。これを造る際に出来る個型のカードに対し分離される液を「ホエー」といいます。良好なアミノ酸を含む乳タンパク質がいっぱいの優れもの。それじゃ～もったいないから使っちゃおう…とカレーのベースにしました。くまげらオリジナル「ホエーカレー」をぜひご堪能ください！』
まずルーとご飯と半熟気味の卵を一緒に一口、ルーは濃厚でスパイシーだが、辛味はそこまできつくない。濃厚なルーと卵の相性がよく、さらにご飯と合わさる事で程よい味の性格になる。
ジャガイモはねっとり系で甘味があり、ナスは素材の味が濃厚で美味しい。
カボチャもジャガイモと同じくねっとりとしていて甘く、ピーマンはほろ苦さが口の中をさっぱりとさせてくれる。
「まとめ」
ご飯とルーと具材の相性がよく、一体感のある仕上がりの一皿。自分の舌ではホエーが味にどこまで影響しているのか分からなかったが、栄養価が高い上にこうして美味しく仕上がっているのでOKという事にしておこうと思う（笑）。味への興味と味覚を鍛えるという意味で、ホエーが入っているカレーと、入っていないカレーを食べ比べてみたいなと思った。ごちそうさまでした！

うおぉ、色目からして自分好みのお肉だ！という丼物が運ばれて来た。
丼ぶり・お味噌汁・漬物・醤油がセットになっている。
醤油と牛…この組み合わせで不味かろうはずが無いと思いながら一口、口の中で蕩けるという表現がビタッとはまる。
見るからにレアな肉は薄めにカットされており、このカットの仕方だからこそ、醤油とご飯とお肉のバランスがとれていて、丼物として成立しているんだと思う。厚めにカットされていたら、取り合わせとしてのバランスが崩れて、ご飯に肉が乗っているだけという感じになりそうだ。
それにしてもワサビ醤油と牛肉ってなんでこんなに合うんだろうか、ワインと料理の取り合わせを語るときによく使われるマリアージュという言葉が頭に浮かぶ。こういう取り合わせを美味しいなと感じると、自分は日本人だなぁと実感する。
丼物なのでガツガツと食べ進め、自分は大葉が大好きなので、最後に肉・ワサビ・醤油・大葉の幸せなコンボでこの一杯を締めくくった。
レアな感じの牛肉が好きな人は、富良野に立ち寄った際は是非！ごちそうさまでした！