和だしらぁめん うめきち

冷やしを提供する季節になったという情報をキャッチし、それ目当てに伺った。
スープを一口、煮干しがガツっと主張するスープは、カドのない丁度良い塩の旨味がきいている。冷えていることもあり、前回いただいた「煮干しらぁめん」程の甘味は感じないが、ほんのりと優しい甘味が楽しめる。
中太の平打ちちぢれ麺は、冷やされて締まっているのもあってゴリゴリに硬め。個人的にはこういう感じの麺の食感も好きで、スープともよく合っているが、苦手な人もいるかもしれない。
ワンタンは鶏肉の旨味がしっかりと楽しめ、メニュー表にある3個で100円という値段が安すぎてビックリする。
ネギは温度が低いのもあるのか、少し味に尖った部分があるので、少量ずついただくのをオススメしたい。ネギをガッツリいきたいぜ！って人には良いかも。
メンマは柔らかく仕上がっていて、ほんのりついた甘味がかなり良い仕事をしていてとても美味しい。
味たまごは黄身のしっとり具合が心地よく、味付けも丁度よくていい感じ。
「まとめ」
優しい甘味のあるスープがキリっと冷やされていて、怠さを感じる暑い日に癒しをくれる美味しい一杯。前回の記事で次回はつけ麺とか書いていながら、冷やしの魅力に負けてこちらをオーダーしたが、気温的にも美味しさ的にも全く後悔はない！次回こそつけ麺…と言いたい所だが、「パンチらぁめん」もかなり気になっている。ごちそうさまでした！

まず目を引くのは、梅の花をモチーフにしたナルト。スープの透明感と相まって、綺麗で可愛らしい佇まい。
スープを一口、見た目通りすっきりとしたスープは、塩加減が絶妙。ふんわりとした甘味を感じられる優しい口あたりで、煮干しの旨味は楽しめるが、エグみなどは皆無。当然ながら塩気のカドなどは無く、後味の丸い旨味が何とも言えず心地よい。ついついスープばかり飲んでしまいそうな、とても美味しいスープだ。
太ちぢれ麺はコシがしっかりあり、シコシコした食感。麺自体の甘さとスープの相性も抜群で、すすり心地もよい。
大きめにカットされたネギは、シャキシャキとよい食感。風味はきつすぎず、優しいスープの邪魔をしない。
細切りのメンマに嫌な風味は無く、コリコリとした食感でプレーンな仕上がり。
チャーシューはスープに対してバランスのとれたサシの入り具合で、肉の旨味が楽しめて美味しい。
「まとめ」
可愛らしいビジュアルで目を楽しませ、優しくふわっと広がる旨味で舌を楽しませてくれる美味しい一杯。麺やスープや具材など、どれかが突出して目立つわけでは無く、一杯のラーメンとしての総合力がとても高い。これだけ美味しいラーメンに出会うと、他のメニューも気になるのが人の常。次回はメニュー表に「珍しいあっさり系。」と表記のあった、煮干しつけめんをいただいてみたい！スープを全ていただいて、ごちそうさまでした！