麺人 しょう太郎丸

平日夜に伺ったのだが、満席で待ちが出るほどの盛況ぶり。案内してくれた女性の感じも良く、混雑してはいたが気持ちよく席へ通された。
スープを一口、濃厚な魚介豚骨系を彷彿とさせるスープは、焦がした様な香ばしさがある。角を感じない適度な塩気と、動物系の丸い旨味を感じる事が出来る。
極太ストレート麺は適度なコシとシコシコ感があり、スープとの相性が良い。噛んでいると麺自体の甘味を楽しむ事が出来る。
具材の大半を占めるモヤシはシャキっとした歯応えで、むわっとくる嫌な風味も無くスッキリとしている。
大きめで肉厚な炙りチャーシューは、このスープに合わせるには少し脂身が多くてくどい。味付けも肉の旨味に蓋をしてしまうような塩辛さがあり、いまいち肉の素性が伝わってこない。
ニンニクをスープに溶いてみる。このスープに入れるにしては少し量が過剰か？溶いた瞬間からスープの風味はほぼニンニクに支配されてしまう。別皿で少しずつ溶きながら食べられる仕様にしてもらった方がありがたい。
スープを覆う多めの脂+背脂のコンボで、食べ終わる頃には流石に少し重くなってくるが、麺とスープの相性が良いので思ったより量は気にならずに食べ進められた。ジャンク感のある物をガッツリといきたい人には良いかもしれない。ごちそうさまでした！