Spice&mill

久しぶりに伺ったこちらのお店。数量限定の商品の在庫を確認すると、まだ大丈夫ということなのでそちらをオーダー。辛さは1～10段階で選べるので、中辛と表記のある3でお願いした。
スープを一口、味噌が程よく主張するスープは、ご飯と合いそうな適度な濃度と塩気があり、濃厚ではあるが食べ進めにくさは無い。複雑で深みのある風味と旨味を楽しむことができ、パンチと味わい深さが共存するとても美味しいスープだ。
じゃがいもはそれその物の味が濃厚で、ホクホク系で美味しい。
ナスはジューシーで柔らかく、吸ったスープとの相性がとても良い。
カボチャはネットリした食感が快感で、ネギはシャキっとしていて、味も風味もしっかり楽しめる。
キャベツは割と大きめにカットされているので、噛むと口の中がさっぱりとする。
水菜は少しスープに埋もれ気味で、底の方から出てくる挽き肉は、スープを吸ってジューシー感があって旨い。
温玉は黄身がスープの味噌とよく合っていて、揚げられたブロッコリーは香ばしく、甘味が引き出されている。
絹ごし豆腐は滑らかな質感が快感で、少し大きめの塊を口に入れると、スープとバランスの良い調和が楽しめる。
ゴボウ竜田は衣にネットリ感があり、その質感が気持ちいい。ゴボウ自体の食感もしっかりしていて、スープに埋もれない力がある。
「まとめ」
味の落としどころがとても上手な、スープと具材の美味しさを堪能できる一品。ご飯とスープの相性もばっちりで、大盛りにしても余裕で完食できてしまいそう。具材の質が高いのは勿論の事、それぞれに合った調理が施されているのにとても好感が持てる。味噌ベースなのでめっちゃ濃かったらどうしようかなどと思っていたが、スープも具材もしっかりと楽しめる調整になっていて美味しかった。ごちそうさまでした！

同行者がスープカレーという気分らしく、友人が美味しいと噂していたこちらのお店へ。
スープが「ベジタブル」と「オリジナル」から選べたのでベジタブルスープを、辛さは1～10段階の中から3をチョイス。
スープを一口、ドロッとしたスープは、ピリッとした辛さの中に甘味が感じられる仕上がり。塩味が程よくきいているので、これならご飯とも合いそう。スープカレーらしい複雑なスパイス感もしっかりあり、大きめの野菜が沢山入っているが、それをしっかりと受け止める力がある。
ニンジンはかなり太いがホックホクで柔らかく、味もしっかりと染みていて甘みがある。
おでんの様に大きい大根は、箸休め的な立ち位置。
揚げゴボウは驚くほど柔らかで、一度茹でてから揚げてるのかな？甘さが引き出されていてとても美味しい。
素揚げのブロッコリーは歯応えと風味がよく、太めのオクラはネットリとしていて、味の濃度が高い。
レンコンとパプリカは程よく食感が残っていて、カボチャは甘味と粘り気のある舌ざわりが心地よい。
生姜をスープに溶くと清涼感が増し、少しライトな感じになる。ガラッと味の性格が変わるわけでは無く、食べ終わり付近の食べ進め易さをサポートしてくれる感じ。
「まとめ」
ご飯との相性もよく、スープカレー単体でもとてもバランスよく仕上げられている美味しい一杯。日本人に不足しがちだと言われている野菜もしっかり摂れ、しかもお腹もいっぱいになるボリュームもあるのが嬉しい。ごちそうさまでした！