北京麺人

石狩市に少し用事があったので付近のお店を検索…このお店の名前に興味をそそられたので伺った。
スープを一口、味噌ががっつり主張するスープは、質感はさらさらとしているが濃厚な味わい。味噌が強い事もあって塩気のカドが少し目立っており、ベースの味をしっかり楽しむ味覚の余裕はない。
中細より少し太めなちぢれ麺は、ゴリっと硬めの茹で加減でシコシコした食感。スープとのバランスは悪くない。
玉ねぎは火がしっかり通っていて柔らかで、モヤシは程よく食感が残っていて臭みは無い。
チャーシューは醤油系の濃いめの味付けで、このスープに入れるには味が強くしょっぱい。
柔らかめのメンマは少し甘めの味付けで、濃厚なスープなのでプレーンの方が嬉しかったが許容範囲。
ネギは味も風味もしっかりと主張があり、こちらはスープに埋もれずキリっとしたこの仕様がよく合う。
「まとめ」
ガッツリと味噌が主張する、濃厚でパンチのある一杯。もう少し味噌の押し出しを控えてもらって、出汁などで土台をしっかり支えてもらう仕様の方が個人的には好みだなというのが率直な感想。味とは少し違う話になるが、このお店の麺には「キヌア」という穀物が練り込まれているらしい。南米ペルーを中心としたアンデス高地の人達が数千年前から主食として食べている物で、とても栄養価が高いとう事なので身体に良さそう。詳しい説明がメニュー表に書いてあったので、気になる人はお店で読んでみて下さい。ごちそうさまでした。