博多ラーメン ばりきや 菊水本店

気が付けば3年以上ぶりに伺ったこのお店。横浜家系ラーメンのお店がグワッと数を増やしてきた昨今だが、博多豚骨ラーメンのお店はさほど増えてこないのは何故なのだろう。
スープを一口、背脂が散見されるスープは、割と口あたり軽め。お酢なのかな？豚の旨味や醤油の味わいよりも酸味がでしゃばっている。スープ全体の味が薄いわけでは無いが、コクや厚みに欠ける印象。
極細ストレート麺は、パツっと歯切れが良い。スープより麺が少し前にでている感じ。
小口切りのネギはシャクっとしていて、心地よい風味が楽しめる。
水菜はシャキっと仕上がっていて、キクラゲはコリコリ。
太めのモヤシはよい歯応えだが、特有の風味がかなり気になる。
チャーシューは程よい味付けの強さで、サシが多めではあるが美味しくいただける。
「まとめ」
濃厚な豚骨ラーメンを食べやすく仕上げる為に、さっぱりとしたラーメンを作るという意味で酸味のある商品にしたのだろうか。色々と考えてみたが、結果的にどういうラーメンに着地させたかったのがいまいち伝わってこなかったというのが正直な感想。前回いただいたラーメンも豚骨の中ではかなりライトな部類なので、酸味を加えたり水菜などでさっぱりと仕上げるなら、スープはもう少し力がある方がよいのかも？などと思ったりした。ごちそうさまでした。

商品の説明に「あっさり塩とんこつ」とある様に、スープの口当たりは軽く、豚臭さはない。
豚骨自体の味の濃度はさほど高くないが、豚骨の旨味を感じる事は出来る。
きくらげはコリコリ、ネギの存在感はさほどなく、チャーシューも強い味付けがしてあるわけではない。
スープがあっさり目に仕上げてあるので、具材のもやしは正直好きではない。
スープ全体にもやしの味が出て野暮ったくなりがち。ラーメンにもやしを入れる店は少なくないが、スープに抜群に合っていない限り好感を持つことは少ない。
この店は卓上に高菜、ゴマ、辛味もやしが自分でトッピング出来る様に置いてある。
この辛味もやしを好みで後入れすることが出来るので、それで十分かなと思う。
この卓上のトッピング３種は味を変化させる意味でも、好みの味にするという意味でも凄く嬉しい。
麺は博多豚骨らしい細ストレートで、程よく歯切れが良く、硬めでオーダーすると自分好みで美味しかった。
純豚骨ラーメンが食べたくなったらまた来ます！ごちそうさまでした！