G-cafe

アンティーク系の雑貨屋さんを連想させる雰囲気の店内には、愛嬌をふりまく大きなもっふもふの犬がいる。同行者がスープカレーの気分らしくこちらへ伺ったのだが、メニュー表にはヌードルが…もはや脊髄反射な感じでオーダー。辛さは「小・中・辛・大辛・大大辛・超辛・ヤバ辛！」の7種類あり、中でお願いした。
スープを一口、土鍋でグツグツと煮えているスープは、僅かに酸味を纏っている。鶏系が中心かな？動物系のベースに、多種多様なスパイスが合わせられていて、じっくりと楽しみたくなる旨味と風味の複雑さがある。濃度はそこまで高くないが物足りなさは全くなく、辛さは中でじんわりと辛い程度。
名古屋名物きしめんの様に幅が広い平打米粉麺は、モチモチ感とプツっとした歯切れ感のバランスが良い。スープとよくマッチしている。
キャベツとタマネギは程よく歯応えが残っていて、甘味がありスープと相性が良い。
鶏肉はジューシーで、旨味たっぷり。皮も脂っこくなく、ゼラチン質っぽい食感が心地よい。
緑豆は箸休め的な立ち位置で、口の中をさっぱりとさせてくれる。
小さくカットされたトマトは僅かに酸味が感じられるが、少しスープに埋もれ気味か。
「まとめ」
バランスよく纏められていて、複雑な旨味と風味のコラボで飽きのこない美味しい一杯。麺と米粉麺の相性もよく、スープカレーのラーメンバージョンという感じではなく、少しカレーの雰囲気を纏ったスパイシーなこのお店独自のラーメンだなという印象を受けた。ごちそうさまでした！